中間検査（構造検査）は、新築住宅の建設中に行われる重要な検査で、
主に建物の構造の安全性を確認するためのものです。この検査は、
1999年の阪神・淡路大震災をきっかけに導入されました。震災では、
施工不良により多くの建物が倒壊し、その結果、建物の耐震性を確保するための
制度が強化されました。中間検査は、地震などの災害からの被害を減らすため、
安全性と適法性を確認する目的で行われています。

中間検査の概要

• 目的: 建物の構造が設計通りに施工されているか、
  また法的な基準に従っているかを確認する。
• 導入背景: 1999年に阪神・淡路大震災後、
  構造不備による建物倒壊が多かったため、
  建築基準法に基づいて導入されました。これにより、
  震災などによる被害を減らすことが目的です。

どのように行われるか

1. 対象物件:

   • 木造の住宅や建物（屋根や階段を除く）の主要構造部が対象です。
   • 新築住宅が対象であり、専用住宅、兼用住宅、共同住宅、
     長屋住宅なども含まれます。

2. 検査時期:

   • 屋根小屋組工事や構造耐力上主要な軸組工事が完了した時点で行います。
   • 具体的には、これらの工事が終了した後、
     4日以内に中間検査申請書を提出し、検査が実施されます。

3. 検査項目:

   • 図面通りに工事が進んでいるか: 設計図通りの施工が行われているか確認します。
   • 補強金具の位置や状況: 構造的な補強が適切に行われているか、
     金具の配置や状態を検査します。
   • 目視検査と計測: 検査員はメジャーを使って、各部位の寸法や状態を確認し、
     適法性をチェックします。

4. 検査結果:

   • 検査に合格すると「中間検査合格証」が交付され、工事が続行可能となります。
   • もし不合格の場合、指摘事項を修正するまで次の工事は進められません。

5. 申請の流れ:

   • 申請は施主が行いますが、実際の手続きは建設業者が代理として行うことが一般的です。

6. 罰則:

   • 中間検査を受けずに工事を進めることは法律に違反し、
     罰則の対象となります。必ず検査を実施する必要があります。

重要性

中間検査（構造検査）は、新築住宅が安全かつ法的に適正に建設されているかを
確認するために欠かせない手続きです。この検査によって、地震やその他の災害時の
建物の安全性を確保し、住人の命や財産を守ることができます。また、
施工不良が早期に発見されることで、後の修正が容易となり、
トラブルの回避にもつながります。

中間検査は、新築住宅を安全に建設し、快適な生活を提供するために
非常に重要なプロセスであり、建築基準法に基づく法的な義務でもあります。

インスタグラムでは建築例だけでなく、暮らしのお役立ち情報なども投稿していますので、
ぜひご覧下さい🙌

【イベント情報】

『三島市内で新築を探しているけど、お金が…。』
という方は、見るだけ！見学会へ是非一度ご参加下さい。
三島エリアで新築モデルハウスが見学可能です。建売、
中古住宅、中古物件を希望の方も、意外と知らない新築との
違いをお伝えいたします。
平屋も二階建てもお任せください！
住宅ローン審査通過実績多数！他社で断られた方も諦めないで！
是非、あひる住宅三島谷田和田新築モデルハウスを一度ご覧ください！
イベント情報はこちらをクリック！